INTERVIEW

「トモダチコレクティブ」特別対談 <ユナイト×Chanty>
対談メンバー:結、LiN、芥、shia.



■「すげぇ遊ぶようになったんですよ。」(LiN)

──この度、ユナイト主催イベント・ツアー「トモダチコレクティブ」が開催されるわけですが、どういった経緯でChantyさんを誘う事になったのでしょう?

結:僕が昔、芥さんと対談取材をしまして。その後、一緒にお茶してカラオケに行ったんですよ。そんな事もあり、今回の主催イベントにChantyの皆さんをお誘い出来たら楽しそうだなぁって。LiNくんもshia.くんとは前から友達だもんね?

LiN:はい。仲良しなんですけど、何で知り合ったかよく覚えていないんですよ(笑)。

Shia.:共通の友達がキッカケですね。あと、僕には兄がいるんですけど、兄も僕と同じようにバンドをやっていて。それで、LiNさんが兄の事を好きだと言ってくれているっていうのを聞いて、会ってみたいって思ったんですよね。確か、最初に会ったのって居酒屋でしたよね。

LiN:そうそう。でも、今考えると、shia.くんが会いたいって思って他人に会うのってヤバくないっすか?

Shia.:ですね。あんまり自分からは積極的にいかないタイプなので。

芥:そういえば、いかないねぇ。

LiN:それなのに俺には会ってくれて。で、そこからすげぇ遊ぶようになったんですよ。

Shia.:俺もまだバンドを始めていない時期だったので、暇だったんですよね。そんな暇潰しにLiNさんは快く付き合ってくれました(笑)。

LiN:shia.くんがエフェクターボードを自分で組んでるって言ってたから、それを教えてもらったり、お互いの好きな曲を聴いたり。

Shia.:あと、スカイプで話した事もありましたよね。

芥:わざわざ、スカイプで話してたの!?

Shia.:何か、スカイプが流行ってた時期があって(笑)。それで、大した用事がない時でもスカイプで話していたんですよ。

芥:俺とでもスカイプなんかしないのに(笑)。だって、shia.ってLINEの返事もしない人ですよ。

Shia.:あはは(笑)。

──LiNさんとshia.さんが仲良しなのは分かりました。では、LiNさんと芥さんの仲良し度はどれぐらいなのでしょう?

LiN:どれぐらいだろう。でも、前は結構対バンをする事が多かったので、その時はかなり喋りましたよね。

結:LiNくんのバースデー・ライヴに芥さんが出てくれた事もあったしね。

芥:そうそう。あの時はshia.と2人で出ました。

結:あれ、僕だけ出てない……。でも、観に行ってたから、気持ちは一緒ですよね(笑)。

LiN:しかも、今回の主催イベントに呼ぶ前にも、一緒にライヴをしましょうよってChantyさんは俺らを誘ってくれていたので、ひとまず良い機会だなって。

芥:ありがたいです。


■「あぁ、それは素晴らしい企画ですよ。」(芥)

──Chantyは、初日の福岡公演に参加となります。

Shia.:これはもう、盛り上げるしかないですよね。

──食ってやる勢いで出てやるぞ、と。

芥:そうですよ。何せ、場所が福岡ですから、美味しいものをたらふく食ってやろうと思います。

結:そっちの食うなんだ(笑)。

芥:ただ今回、残念な事に、ライヴの直後にすぐ移動しないといけないんですよね。だから、打ち上げにはちょっと参加出来ないかなって。

LiN:それは大丈夫ですよ。俺、このツアーでやりたい事があって。ライヴ終わってから打ち上げするんじゃなくて、先にやってしまうという、通称・前打ち上げ会。

芥:それ、打ち上げって言うんですか?

LiN:前夜祭!

Shia.:パーティーだ(笑)。

LiN:ちなみに、前打ち上げ会をやりたいなと思った理由は、いつも対バンイベントって後から仲良くなる事が多いじゃないですか。で、先に仲良くなっていたらもっとイベントが楽しくなっていたのにって後悔するのが嫌なんですよね。

芥:あぁ、それは素晴らしい企画ですよ。

LiN:で、出演者の仲を深めておいて、翌日のライヴを二日酔いの状態でやるっていう。

──二日酔いは困ります(苦笑)。

LiN:なので、初日に出演する皆さんは強制的に前日入りで。しかも、ライヴ当日の8時まで遊ぶという。

Shia.:会場入りの5分前ぐらいに遊び終われば大丈夫だよね。

芥:あぁ、それなら平気。僕、前々日入りにするよ。

LiN:じゃあ、俺らも(笑)。って、他の出演者にもちょいちょい話してるから、前日には集まってくれるはずなんだけど。

結:僕、この話を初めて聞いたんですけど(笑)。でも、LiNくんがやりたい事は基本OKなんで、僕も付き合いますよ。

LiN:ただ、幹事はやらないからね、俺。

Shia.:やらないんだ(笑)。

LiN:それは、真面目な莎奈さんにでも任しておけば良いんです(笑)。


■「普通にライヴをやって終わるっていうのはつまらないよね。」(結)

──この4人に関しては、すでに良い関係性が築けていそうです。では、結さんと芥さんの共通点って、ヴォーカル以外に何かありますか?

Shia.:傍で見ている限り、2人はずっと歌の話をしている気がする。

芥:あぁ、歌の話はしているね。普段はしないくせに(笑)。

結:そうなんですね。あと、初対面にも関わらず、芥さんとはカラオケに行った時にケミストリーの曲を歌いました。しかも、ちゃんと歌えたという事は、趣味が似ているのかなぁと。

芥:あぁ、J-POPは好きですね。

Shia.:芥さんのB’z聴いてほしい。

芥:それね。自分で言うのも何だけど似てるから。でも、2秒だけ(笑)。

結:それは福岡公演でやってくれると思うので、楽しみです(笑)。

芥:同じネタとして、2秒の長渕剛っていうのもあるんだけど。

LiN:何それ、超面白い。良いなぁ(笑)。

──2秒ネタはさて置いて(笑)、このイベントで自分たちが心掛けている事はありますか?

芥:何だろう。でも、どうしたらお客さんの目を緊張せずに見る事が出来るのかなって。

結:あ、それって意外と難しいですよね。会場全体を見る事を心掛けてライヴをしているんですけど、前だけを見ていると客席からは下を見ているように感じてしまうというか。あと、お客さんと目が会ったのに、相手から目をそらされてしまうのは、何とも切ないです。

Shia.:それ、逆じゃないですか。きっと、相手も恥ずかしいからそらしてしまったんですよ。

結:あぁ、そういう事ですかね。

LiN:でも、それ俺は分かる。それまでライヴで盛り上がってたんだけど、急に好きなメンバーに見られたら恥ずかしくて目そらすっていう。

芥:めっちゃ女心じゃないですか(笑)。

結:いっそ、私見られても目をそらさないよっていう合図を出してほしいですよね。例えば、ユナイトだったらメンバーのテーマカラーの物を高く上げるとか。Chantyさんだったら芥さんとshia.くんの好きなものを身に付けておくとか。

芥:僕、ミカンが好きです。

結:ライヴ中にミカン上がるとか、すごい光景ですよね(笑)。

芥:やだ、想像したらめっちゃ可愛い。両手に1個ずつ持って上げてもらいたい。

Shia.:変な人だと思われるから(笑)。

芥:いやいや、転換中に食べる事も出来るし。ただ、皮は各自で持って帰って下さいよ。ライヴハウス内に捨てると僕のせいになりますからね。

LiN:ウケる(笑)。でも、ユナイトはグッズで光る指輪を出しているので、それを身に付けておいてもらったら、ユナイトファンだってすぐに分かりますし、つい目がいきますね。

芥:分かりやすくて良いね。

LiN:だから、両方のバンドが好きだっていう人は、ぜひミカンを光らせていただけたら(笑)。

──他に、このイベントを通して何かやりたい事はありますか?

芥:チェキ交換。

LiN:あ、それやりたい。で、最終的に、購入したチェキをファミレスのコップの上に乗せて写真撮るっていう。

──ファンの気持ちに寄り添うと(笑)。

LiN:ファンの気持ちを分かるっていうのも大事だと思いますよ。よって、Chantyさんにはユナイトのライヴをフロアから観ていただきたい。

結:ミカン持って?

LiN:そう。

芥:気まずくて目を合わせられないから(笑)。

LiN:でも、真面目な話、普通の対バンイベントにはしたくなくて。

結:「トモダチコレクティブ」っていうタイトルを付けて自分たちの友達を誘ったのだから、普通にライヴをやって終わるっていうのはつまらないよね。

芥:その考えはすごく良いと思う。やっぱり、その方が面白いですよね。こうなったら、完璧に楽しむために、僕はチケットを購入して入りますよ。えっ、チケットが余っていない? ちょっと、当日券は出ないんですか!

結:あははは(笑)。

芥:出演者ではあるけれど、ファンとしての目線を持って楽しみたいなとは思います。

Shia.:堅苦しい事は抜きにして、色々とやりたいですよね。こうやって冗談で話している事がライヴで実現したら面白いなと思うし。

結:そうですよね、その方が絶対に面白いと思います。

LiN:まだ何をやるかは決めていないんですけど、とりあえず、楽屋にミカンは置いておきますので、当日は宜しくお願いします(笑)。